日本発の4人組ロックバンド「MONKEY MAJIK」が、10月19日と20日にそれぞれバンダイナムコゲームス上海文化センターでライブとファンミーティングを開催します。公演に先立ち、今回の上海公演と来年開催予定の20周年イベントへの期待について、彼らの声を聞く機会がありました。

ボーカル兼ギターを担当するMaynardとBlaise Plantの兄弟、ドラムのTaxとベースのDickからなるロックバンド、Monkey Majikです。06年に「fly」でメジャーデビューして以来、「Around The World」「空はまなかで」など、おなじみのナンバーをお届けしてきました。3月には最新アルバム『COLLABOLATED』をリリースしました。

初めて上海に来た時、すべてが気になりました。時代を感じさせる建物やモダンな雰囲気のビルが印象的です。行き交う人の姿は、いかにもグローバルな大都市といった感じです。博物館はとても特色があると聞いたので、ぜひ行ってみたいです。今回は、旬の味覚である上海ガニに加えて、話題の「串刺し」も食べてみたいと思います。

新曲だけでなく、これまで歌いたくても歌いきれなかった曲を入れたり、ファンの皆さんが聴きたいと思っている曲も丁寧にメモしました。

これらの曲をアレンジしながら、慎重に公演内容を考えています。

来年は結成20周年記念イベント「MONKEY MAJIK 20 th ANNIVERSARY ~花鳥風月~」を開催します。この20年を振り返って、皆さんが今まで続けてこられた原動力は何ですか?皆さんはどう変わりましたか?変わらないのは何ですか?

ファンの方々の長い間の応援が、間違いなく私たちの一番の力になっています。ファンの皆さんが一緒に歌ってくれたり、笑ってくれたりするたびに、「今のためにミュージシャンになった」という幸せが生まれます。

変化といえば、いろいろな面で柔軟になったことです。ありのままの自分でいることに変わりはありません。20週年を迎え、ファンの皆様や、これまで支えてくださったスタッフの皆様への感謝がさらに増しました。皆さんのおかげで、僕たちはその感覚で新しい音楽を作ることができて、本当に幸せです。

3月には1年ぶりのフルアルバム「COLLABOLATED」をリリースしました。お笑い芸人「サンドウィッチマン」とのコラボ曲「ウッマーぺラス」もSNSで大きな反響を呼びました。

彼らの番組のテーマ曲を作ったことがきっかけでこの曲を作りました。サンドウィッチマンが同じ仙台出身で昔から仲が良かったので、「一緒にやりたい」という話になりました。絶好の機会だったので、彼らの物語を題材にして歌ってみました。

今回のアルバムでは、様々なジャンルのアーティストとコラボレーションする機会に恵まれました。相手の個性やスタイルを生かし、お互いにとって理想的な化学反応を起こすことが大切です。どのアーティストも大好きなので、「一緒に仕事ができてよかった」という思いを残したいと思っています。せっかくコラボできるんだから、曲作りを楽しんでもらわないとダメですよね。